その時 「あーなーっ‼︎ 元気かぁ?」 大きな声が私の病室に大きく響き渡る この声は速水翔太だ 翔太とは中学校からの友達でーーとにかく煩い 「もうっ、ここは病院だから静かにしないとダメだよ? 翔太」 「アハハハ! 大丈夫だって、なんせ亜奈は1人部屋だし?」 「それもそうだよね! …… 亜奈、大丈夫? そんな真っ青な顔して」 心配そうに私の顔を覗き込んだのは幼馴染の如月撫子だった 聞き慣れた撫子の声に膨れていた恐怖がしぼんでいく