行く先は違っても

颯人side

!?

今音無の悲鳴が聞こえたような…

「おいっ!健斗!今音無の悲鳴が聞こえなかったか?」

「!?まさか!琴羽のやつっ!」

「待てっ。音無今何をしている。お前は何を知ってるんだ?」

「琴羽のやつ昨日芽紅実の元カレに芽紅実の代わりに別れを伝えてくるとかいってそいつのところへ行ったんだよ。お前も黒田俊也って知ってるだろ?」

「まさか、そいつのところへ行ったのか?」

「あぁ。」

「てめぇ。なんで止めなかったんだ」

「止めたけど行くっつってきかなかったんだよ。」

くそっ。こんなところで時間食ってる場合じゃねえ。今すぐ助けに行かねえと…

「健斗…お前は中川のところに居ろ。」

「は?俺も琴羽のところへ…」

「黒田は中川のこときっと狙ってる。お前が守るんだよ!」

「しょうがねえな。お前は絶対琴羽のこと助け出せよな!!!」

「んなこたあ、わかってんだよ!」

俺は走り出した