後ろから聞こえた、ケンちゃんの声。 「…ケンちゃ…」 『いつまで握ってんだっつの』 ――ゴツッ。 男の顔面に右ストレート。 『…そ、そんな傷だらけの子、いらないよっ』 ケンちゃんにビビりながら全力で逃げた男。 今、ヒドイこと言った? 「……はぁー…」