『全く……何をしてるの?始業式から遅刻はダメよ?』

ふふっと笑い朝食を作ってるお母さん。

『まぁ、仕方ないな。奈美はずっと前から遅刻三昧だったじゃないか』
笑いながら私をみて言うお父さん。


『仕方ないじゃん!朝起きれないんだから!』

むすっとした顔で朝食を食べ、玄関に行き、

朝から。

いってきまーーーーすっ

と言う大きな声を出して外に飛び出した