ずっと大好き

それから休み時間があったが優奈は何も言って来なくなった。




4時間目が終わったのでわたしはカバンから弁当を取り出し、優奈に話しかけようとした。

すると


「おい、一緒に飯食うぞ。」


となぜか恭太が声をかけてきた。


「わたしは…」

(優奈達と食べるから!)
と言おうとすると


「どうぞ、どうぞ。連れてちゃっていいですよ。」


と優奈がわたしの背中を押しながら言った。


「ちょっ!待ってよわたしは…」


どうしても嫌だったわたしは必死で拒否しようとした。


そんなわたしを無視して優奈は


「ハイハイ。じゃあまた後で。」


と言いながらわたしの手から弁当た取り恭太に渡したのだった。