青木くんにはご用心!!




「もーいっそがしいのに最近この前までいた大学生達が就職やらで一気にやめて困ってたのよ〜!」



一気に更衣室らしき場所まで引っ張って来られた私。



ブロンド美人さんはガサガサと何かを探すようにダンボールをあさっている。



ちょっと、状況が急展開すぎる。



というか、ブロンド美人さん……



貴女何者なんですか!!!!!



「ああ!あった!!」



探していた物が見つかったらしく、ブロンド美人さんは言う。



「ほら!ウチの制服よ〜っ!よかったわーまだ新しいのあって!」



制服らしき物を私の前に差し出した。



私がポカンとそれを受け取らず見ていると、ああ!と声をあげる彼女。



「ごめんごめん!!!自己紹介まだだったわねっ!私はここの店長の秋元ユーリって言うの。よろしくね、新人ちゃん♪」