「あんた、飲食店は大変なのよ〜」



まあ、仕事はなんでも大変だけど私は飲食店は苦手かな〜と優香は続けて言う。



そ、そりゃあ私がしたバイトと言えば……



遊園地で着ぐるみきて風船配ったことくらいしかないけど!!!



やっぱり大学生はお金が必要だし、



お金がないと河瀬先輩とも遊べないし、バイトしないとやってられない。



「ま、頑張りなさい。そーいえばめちゃくちゃイケメンがいるんでしょあそこ!感想教えてね♪」



「………結局はそこが気になるのね……」



当たり前!とゆう自慢気な顔で私を見る。



いや、そんな自慢気な顔されても………




そんなこんな話しながら門の方に歩いていると見知った顔が見える。



向こうもこちらに気づいたよーで、走ってくる。




「陽ちゃん!優香ちゃん!!!」