すると、自分がキャミソールとショーパン一枚でベランダに出ていたことに気づく。



しかも伸びきったキャミソールからはブラがチラリ。



自分がこんな姿で青木くんと話していたことに気づき、一気に顔が熱くなる。




「ぎゃあああああああ!!!!!!!!!」




私は叫びながら急いで部屋の中へと逃げ込んだ。




ありえないありえないありえない!!!!!!!!



これは恥ずかしすぎる!!!!




もーやだ………青木くんにもー絶対会いたくない…………



私はベットに倒れ込みながら、ベランダに出る時は気をつけようと強く誓ったのだった。



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「色気のない叫び声だなあ……」




陽のいなくなったベランダを見ながら、と呟きながら青木はクスクス笑ったのだった。