「ついた〜〜〜早くお風呂入ってもーさっさ寝よう」




欠伸をしながら私はドアノブをひねる。




「あれ……??鍵、空いてる……私閉め忘れて行ってたかな?」



まあ全然金目なものないしいっか☆


(よくないです)




「ただいま〜」


靴を脱いで、即リビングへと向かう。




「………じゃない」



ん?え?


ちょ、待って、リビングから話し声聞こえる………




やばいやばいまじな泥棒!?!?



ウソ!?どうしようううううう!!!



一気に焦り出す私。



こんなことなら河瀬先輩に送られとくべきだったああああああ



「ととととと、とりあえず、びっくりさせてその隙をついて飛び蹴り!!よし!!そうするしかない!!!!」



覚悟を決めろ私……!!!


一人暮らしするならこんなこと想定内だったはず………!!!!



(※陽は究極のバカ)



行くぜ………………!!!!!



バンッ



一気に私はリビングのドアを開ける。



「泥棒おおおおおおおおおおっっっ!!!!!」



くらえ私の必殺飛び蹴り!!!!




ゴスッ


「うっ」


足に確かな人の感触。




とらえた!?!?!?