『だからね、わたしの全ては健二なの』 泣きそうな顔で言ったあの言葉。 夕焼けの光に照らされながら涙を流した美奈の姿。 思い出すだけで胸が締め付けられそうな気持ちになる。 放課後。美奈のクラスの教室に行ってみた。 もう誰もいなかった。 俺は、夕日に照らされてた美奈の席まで歩く。 美奈の机はガラガラで何もない。 ――――あれ? 何か入ってる?