その家はなんとお菓子で出来ていた。
家の壁はクッキー。屋根はチョコレート。

「このチョコ溶けないのかな?」
とヘンゼル。

「美味しそう…何も食べてないからお腹空いちゃった。食べてもいいかな、?」

と言って、壁のクッキーを一口。

あ、美味しい!


「ヘンゼル!これ美味しいよ」

すると、ヘンゼルもお腹が空いていたのか、壁のクッキーを一口。


「ほんとだ!」

私たちは夢中でクッキーを食べだした。
家の中からお婆さんが見ているとは気づかずに…