ー明日もう一回森に連れて行くわ。次は毒入りのパンを持たせてね。あの子たちが食べればそのまま死んで、もう戻ってくることはないし… ーそうだな…仕方が無い。 私たちは聞いてしまった。 お母さんとお父さんの会話を。 いや、正しく言えばお父さんと《本当のお母さんじゃない人》の会話を。。 その夜私たちは2人でお話しながら眠った。