皇子は白雪姫を見ると
「何と美しい。どうかこの棺を私に譲っていただけませんか?」と尋ねた。

小人達は白雪姫はもう死んでいると言ったのだが、あまりにも皇子が聞かないので渡すことにした。

皇子の家来が棺を運ぼうとした時に木の根につまづき、棺を落としてしまった。
その拍子に白雪姫の口から一欠片のリンゴが落ちた。
すると白雪姫は目を覚まし、息を吹き返した。

その後白雪姫と皇子は結婚することとなり、その結婚披露宴で白雪姫を殺そうとした女王に真っ赤に焼けた鉄の靴を履かせ、死ぬまで踊らせたという。