「ふふっ。これなら入るわ!!」

とお姉様。

「どう?ピッタリでしょ?」

不敵に笑うお姉様の足は血だらけ。

履くことは出来たが、痛くて歩けない。


だが、ピッタリとサイズのあった子を見つけたので城の者は婚礼の準備にとりかかった。

お姉様はその日のうちに婚礼の儀式を行うため城に向かって行った。

するとそばに止まっていた鳩が羽ばたき城を目指して飛んで行った。


「今靴を履いた女は妃になりたいがために足を切った」

鳩は王子にそう告げた。

そして鳩は戻って来て、お姉様の両目をえぐり出した。