白い砂浜、青く透き通った海。 腰まである髪を揺らしながら少女は1人、歩いていた。 その少女は靴を脱ぐと裸足になり、波が寄せるところで水と戯れ始めた。 しかし、直ぐに飽きたようにぼうっと地平線を眺め始めた。 その時、少女は足元のあるものに気がついた。 それをゆっくりと拾い上げた。 貝殻のペンダントだった。 それは薄汚れていたが、少女はまるで宝石を包むかのようにハンカチでペンダントを包みポケットにしまった。 そして、少女は今来た道とは逆の方向に歩き始めた。