100の愛を知ること




?「ねぇ!あれDAISY(デイジー)の幹部達じゃん!!」


?「まじで?!早く行こ!幹部そろってることって無いんだから!!」









久しぶりに裏路地から出て夜の繁華街を歩く。


ここに来るとロクなことはない。

さっきから何人もの通称チャラ男にナンパされるし、エンコウなんてのも何回も見た。

勧誘されるは、キャッチセールはうるさいはでかなり疲れた。


ようがなければこんな汚いところには来ない。

とゆうのも用があるからきたわけで、その用はネックレスの修理をある人に頼んでいたから取りに来ただけ。一刻も早くこのきらびやかな空間から出たい。



すこし速足でそこに向かう途中にきこえたギャルのなかのギャルという二人組の会話。


daisy?

周りをみていま気付いた。いまいる場所から道路をはさんだその先に見える、人、人、人、人。人の山。  

二人のギャルもそこへ走っていく。


なんだあれ。



 

なんでもいいか。















興味なさそうに速足で歩いていった一人の少女

その容姿は誰をも引き付け、忘れられない。

この繁華街でひときわ目立っていた。