「やめてもらっていいっすか!?」

かなり低い声だけど、遥斗だと分かった

咄嗟に振り返ると…

遥斗が今までに見たことないくらい

怖い顔してた…遥斗?

「君、彼氏か何か?もし違うなら、ほっとけよ」

私の腕を掴んでた男が言った

「彼氏だけど!?俺の女に気安く触ってんじゃねーよ」

って言って私を引っ張り抱きしめてくれた

「は?うぜぇ…男持ちなら、さっさと言えよ。」

と、近くに落ちていた缶を怒りをぶつけるように蹴りながら男たちは、どこかに行ってしまった