バイト終わり…遥斗が、待ってくれてた

『荷物持つの大変だろ?送ってやるよ』

いつもは、少し話して帰るだけなんだけど…今日は、火傷したからか遥斗が、自転車で送ってくれてる

て言っても荷物乗せただけで、二人で並んで歩いてる

意識しちゃってから、ドキドキしてて

何話したらいいか分からなくなっちゃった…

帰り道…一体、何話したか、あんまり記憶にない

『じゃあな』

『あっ!!遥斗』

自転車を漕ぎだした遥斗が振り返った

あっ、どうしよ?咄嗟に呼んでしまった…

『今日は、ありがと。遥斗、笑った顔のがカッコイイよ。おやすみ』

言うだけ言ったら恥ずかしくなって逃げるようにいえに入った