坂木様が、私の中に入ってくる その間だけは、坂木様が私だけを見ていてくれる… そう考えていなければ、悲しくなってしまう だから、この時だけは そう、思わせてほしい。 申し訳ございません、私は… 「アアッ…ァ……ッ……」 あの約束を、果たせそうにはありません。 あの時の事を、思い出しながら 私は、果てた。 坂木様は、私の事は気にしないで動き続ける。 坂木様が果てれば、私はさっと起き上がった。