対する『女神』はもっと複雑。
女神は『志皇帝会連合』の象徴。彼らの強さの証とも言える。
女神に選ばれた女は、その代のトップと幹部、そして連合の人間全てから守ってもらう。
女神は、姫とは違う。
トップの遊び相手とも言える姫とは違い、女神になる女はトップの本命。即ち連合の弱み。だからこそ、多くの敵から狙われる。
姫はいわば、フェイクのようなものらしい。あたしもこの制度についてはよく知らない。トップ以外は本質的な意味は誰も知らないのかもしれない。
五代目トップ、工藤 雄大
五代目幹部(連合の情報担当)、柳瀬 一夜
五代目幹部(連合のまとめ役)、東宮 水希
五代目幹部補佐、朽城 亜紀
五代目幹部補佐、月島 赤瑠
五代目姫、星野 沙月
そして五代目女神が…
不本意ながら、あたしが女神と呼ばれている。

