てか、


『先生方は止めないんですか?』


「生憎俺達は自分が可愛いからな。それに昔もだったからもう伝統的な感じになっている」




へぇーそうなんだ。変なの




『先生、ここの卒業生だったんですね』



「おう、そうだ」




んじゃどっかの族に入ってたのか?




『先生は何処の族に入ってたんですか?』



「神龍だ」



『神龍?』




俺知らねぇな、てか俺族の名前とか全然知らねぇから当り前か




先生の顔を見ると口を開けて目を見開いていた




「お、お前神龍知らないのか!?」



いやだってねー、興味無いし



「全国No.1だぞ!!」



『へぇーそうなんですか』



「お前とんだ世間知らずだな」




む、族のこと何か将来に必要性無いからだし




「で、お前は何処に入るんだ?」



『決めるのって1か月以内ですよね?』



「あぁ」





んじゃそれまでは平和に暮らせる訳だ



なら俺は、どうするかは



『期限最終日に決めます』



俺がそういうと先生はにっこりと笑い頭を撫でてきた



「おう、悩んどけ悩んどけ」




俺は頭を撫でられるのは嫌じゃないため少しだけその気持ち良さを堪能した



先生は俺の頭から手を離し、時計を見ながら言って来た




「そろそろ行くか」


そういうと先生は椅子から立ち上がり、ドアの方に向かった




俺は先生の後ついて行った