それからは何度も神龍の勧誘を受けた
時には、じーっと見続け
時には、ずーっと喋り続け
時には、くだらないギャグを言い続けられた
今日は関西弁もどきとフラミンゴがストーカー(勧誘)に来た
毎日こんなことをされたらどうする?
普通はキレるよな?
けど生憎俺は普通じゃない
「なぁなぁ神龍入ろうで~」
「そうだよ~。僕、勧誘するの飽きたんだ…け.......ど.......」
ヴィーーン
「な、何持ってる...んや?」
関西弁もどきが顔面蒼白させて聞いてきた
何って、見てわからないか?
「バリカン」
こいつ頭悪そうだけど、これ程までとは....
「そ、そーちゃん。何使うの?」
あっ、フラミンゴは俺のことを何故か“そーちゃん”と呼んでいる
他の奴等は呼び捨てだがな
そんなことは置いといて、何に使うかって?
そりゃあ、
『髪の毛を刈り上げるためだ。
俺、こう見えてもさ、結構器用な方なんだよ。
だからさぁ、今日は出血大サービスで、髪を龍の形に剃ってやるよ。
お前等は晴れて、髪龍だ。よかったな』
「そそそそーちゃん落ち着いて!!」
「おおおおおおおお落ち着くんや!」
いやいやお前等が落ち着けよ
俺もそこまで鬼じゃないからな。選択肢をやるよ
『なぁ、』
「「ハイッ!!」」
『今のまま俺をつけまとって髪龍になるのと、
つきまとうのをやめて今ままで通りの神龍
どっちがいい?』
俺は満面の笑みを付けて言い放った
「「かかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかか、神龍で!!」」
二人は顔を真っ青にして必死に言った
か、多くねぇか?
