俺が立ち上がり屋上を出た
否、出ようとした
俺は手首を掴まれて動けない
『離せ』
「もう一つ聞いていいか?」
『無理』
「お前、昼飯食ってるか?」
俺の言葉を無視して喋り続ける金髪
「この腕だって細ぇし」
『お前に関係ないだろ。』
「いや、関係あるな。もう知り合っちまったしな。俺のパンやるから食え」
金髪は、そう言ってパンを投げて来た
『余計なお世話だ』
俺はパンを投げ返した
食えねぇんだよ。それくらい分かれ
言って無いのに分かる筈もない。だが、そんなくだらないことを思ってしまうくらい俺は何故か苛立っていた
