「あれ?wもしかして俺の事わかってない?」 「ご、ごめん」 ―――アタシには検討もつかなかった その男の子はしゅん…とした あ…もしかして昨日のSNSの… 「…もしかして谷口君?」 唯一覚えのある名前を口にした 「そうそうっ!!」 さっきまでの悲しそうな顔が 消え去ってちょっと嬉しそうに 笑顔を輝かせた 「にしてもなんで突然?」 「昨日SNSで谷口君と話して どんな子か少し気になったからw」 「なるほどね~」 ―――アタシは谷口君が部活に行くまで 2人の時間を満喫していた