美月に軽く手を振って アタシは昇降口に向かった 教室に向かうと既に彩伊は 席についていた 「あれー?彩伊早くない?」 「アタシもさっき来たとこだよー」 「そっかぁ」 「にしても7時の電車だと やっぱ新入生はそんなにいないねー」 「みんなきっと8時の電車だよねー」 とりあえずこの教科書類片付けるか。。 新しい教科書をロッカーにしまいながら アタシはまだスカスカの教室を見渡した