「桜さん、好きです。付き合ってください。」

もちろん断るつもりだった。
なのに、

「俺が前、怪我したとき
君が見ず知らずにも関わらず、優しく手当てしてくれて。
俺すげー嬉しかった。
君の優しいところが好きになった。」