宇宙「帰ろっか。」

蒼空「うん。」

ゆっくりと、夕方の街を歩いてゆく。

少し前までは、遠かった宇宙くんが。

私のすぐ隣にいる。

こんなに、幸せなんだね!

私の家に着く。

宇宙「もう、お別れかぁ…。」

蒼空「寂しいね…」

宇宙「ま、でもさ。明日があるじゃん?迎えに行くからさ!」

蒼空「うん!楽しみに、待ってるね!」

宇宙「おう!またな!」

蒼空「うん!バイバイ!」

カチャ。

シーン。

家には、誰もいない。

でも、宇宙くんを思い出すと。

今でもドキドキする。

もう、寂しくないよ。