青空、花、蝶、それらはいつもセットで、どれか1つでも欠ければそれは綺麗な景色とは言えなかった。 どこか寂し気で…。 でも私の中に、青空はなかった。 「涙菜ちゃんだよね?オレ、キヨトの知り合いなんだけど。」 初めての彼氏の、6歳上の彼氏の…知り合い。 私はその人とホテルへ向かった。 何の感情を持たないようにしている私を嘲笑うかのように、空が泣いていた。