「一也ー、起きてーー」 朝に一也を夢から覚ますのは、既に私の日課となっていた。 「ん〜…」 そう言って一也が寝返りを打っていると、白いシャツから細くて少し筋肉質なお腹が見えた。 私は、マヌケそうに「んー…」なんて言ってる一也の頭を引っぱたいた。