「ナミちゃんって〜彼氏いるの?」
「居ないよぉ、居たらここに来ないよ〜」
「嘘つけ〜俺が居るだろ」
頭上から嫌〜な声がする…
「悪いけどこいつに俺のだから」
そう言って後ろから私の体に腕を回してくる
「ちょっと、何すんのよ‼︎」
「あ〜あせっかく可愛い子ぶってたのに本性がバレちゃった」
「うるさい、帰って‼︎」
「ぐちぐちうるさいな〜よっと」
「ちょ、何すんのよ‼︎」
「何ってお姫様抱っこ?」
「それを聞いてない‼︎」
「そんな暴れたらパンツ見えちゃうよ」
耳元で小声で囁かれる
「なっ‼︎」
「おっと、ごめんね、じゃあこいつ連れて帰るから。またね」
「「はいっ…///」」
私の拳をサラッと避けて、とびっきりの笑顔を私の同僚たちへ向け一瞬で彼女達の心を奪った。