貴方に魅せられて2

私はホッとした。

「おはよ。」

翔平さんの横に座る。

「焦った?
俺がいなくて…」

「べ…別に…」


メガネを外し
私を抱き寄せる。

「せっかくの日曜日だ。
夜まで時間明けたから。
外で朝飯食って買い物するぞ。
最近ちっとも服とか買ってないだろ?」

私の額にキスをして
微笑んでくれる…

嬉しかった。
私のために時間を作ってくれたなんて。