貴方に魅せられて2

恥じらいながら
浴槽にもたれかかる翔平さんに
わたしが寄りかかる感じで
体を預ける。

「あのさ…」

翔平さんの声がなんだか暗い。


「なぁに?」

私はなるべく、明るく聞き返した。


「実はさ、明日
接待でクラブに行くんだ。」