貴方に魅せられて2

「…あっ」

背中に走る電流…

「ぼーっとすんな。
昨日は悪かった…」

そう言って
私の唇に翔平さんの唇を重ねる。

少しだけ私の血の味がした。

絆創膏を持って来て
指に巻いてくれる翔平さん。

「勘付いてるだろうけど
昔遊んだ女の1人だ。」


ズキっと痛む。
指じゃなくて胸が…