貴方に魅せられて2

「は?」

さっきとは全く違う低い声。

「えっと…彼女です。」

私も負けじと繰り返す。

「へぇ…こんな子供が…」

鼻で笑う女性…

すっごい嫌な感じ。

「これ、渡してくださる?」

そう言うと
女性が名刺を私に渡した。

彼女の爪はものすごく綺麗な
ネイルが施されていて
キラキラしていた。