NIGHTMARE

そして、あれから数時間。

もう空は暗くなり始めていた。



カミヤとアトラクションに乗ったり、ショー見たり、パレード見たり、

まるで、一般の女子が憧れる『デート』のような日を過ごした。



あんま、そういうの興味ないけど。




カミヤが口を開く。



「今日は楽しかったよ、ナツキ。
ナイトメアが見える知り合いが出来て。」



「それは私も。
初めてだよ、見える人に会うの。」