2人の約束。

見事に、声がかぶっちゃった。




だから、大樹くんはすねて1人で後ろを歩いてる。




だけど、沙良がずっと話しかけてるから、もう大丈夫だろう。




『私さ。 先に行ってもいいでしょうか? カップルと一緒に行くとかつらいんですけど・・・』




「だめー!! それなら、大樹なんか置いていく!」