一気にまくしたてられる。

ええー


「叱るって誰がよ?」


「もちろん旦那様にですわ!」



旦那様あ〜?



「大丈夫よ!そのときはきちんと私が説得するわ!それに、旦那様は滅多にここに来ないじゃない?」


「そういう問題ではー!」


そこで私はうっと俯いた。



「だって…邸にいてもすることがないし私も何か助けになりたかったのよ。でも、貴女を困らせてしまったのね。謝るわ、ごめんなさいヴェロニカ。」


そのまま顔を覆う。