あの子と私と幼なじみ。



やっとお昼だー!


「有子ー」


今、呼んだのは中学から友達の

西村楓(にしむら かえで)


私は楓が大好き!


私と優妃のこともちゃんとわかってくれて

るし!


「お昼、一緒に食べよ」


「うん、いいよ」


「有子さ、どんだけ告白されてんの?」


楓にきかれた。


「んー、ラブレターは何通か入ってて呼び

出しは3回くらいだよ」


(はぁ。)


楓にため息をつかれる。


「有子ってさ自覚ないよね?」


「ん?なんの?」


「自分、やたらとモテてるなとか思わない

わけ?」


「いや、いやいやモテるわけないよっ」


「ぢゃあ、毎朝「優妃君と付き合ってる

の」とかきかれるのは有子が可愛いからも

しかしたらって女子達が思ってるからで

しょ!」


「そうなの!?私はただたんに一緒に通学

してるからと思った!」


「たとえ、そうだとしても有子が可愛くな

かったらあんな美形優妃の彼女とは思わな

いよ!」


「そっか…、わかった!」


「わかったならよし。」


そお言って楓は少し笑った。


私は楓が笑う顔がすき。


安心する。


ほんとは自覚とかしたくないけど、この話

で楓が楽しそうだからいいのだ。


そして今日も楽しいお昼時間がおわった