「ねぇ!憂!うーいー」 ああ、本当に幸せだ。 「何、どしたの」 私の名前を呼ぶ方を向く 「入学式とかだるくない?」 彼女は自分の髪を指でくるくる巻きながら上目遣いでこちらに話しかける。 「うーん...私はひなの相手をする方がだるいかも」 「えー!何それ酷くない??」 あー、はいはい可愛い可愛い 彼女は可愛いと言って欲しいかのように ぷぅっとほっぺを膨らませる