先生、大好きです。



「憂ー、遅かったね」

前の席のひなが後ろを向いた


「うん、寝坊した」

大好きな友達に平気で嘘をつく私は最低なのだろうか


「ふーん..そーいえば今日担任休みらしーよー」

「そうなんだ?」

興味ない


「うん、代わり誰だろうねー?」

「俺は宮内がいいな」

隣の席の坂田くんが割りこんできた。


私は男子が苦手で

坂田くんは唯一話す男子