今度はちゃんと言えた。
私がハンカチを差し出すと、彼は不思議そうに首をかしげた。
「俺、あげたつもりだったんだけど…律儀だねぇ、わざわざありがと」
「あ、あの、あとお名前を…」
おそるおそる名前を尋ねるとまたしても彼は目をぱちくりさせる。なんだかさっきから驚かれてばかりだけど…そんなに変かな、私…
「こういうのはまず聞く前に名乗るがセオリーじゃないの?」
彼にそう言われて、はっとなった。
私ったら、名前知るのに必死で全くそういうことを考えていなかった…
だから変な顔されたのかな…
すると彼がいきなり笑い出した。
今度は私がキョトンとする番だ。
「ハハッ冗談だよ、俺そういうの気にしないしね。で、名前だよね?涼斗…廣屋涼斗だよ」
「廣屋くん…?」
「涼斗でいいよ?」
「りょ、涼斗くんね、ありがと」
いきなり名前は失礼かと思ったんだけど…ほんとにあんまり気にしないみたいだった。
私がハンカチを差し出すと、彼は不思議そうに首をかしげた。
「俺、あげたつもりだったんだけど…律儀だねぇ、わざわざありがと」
「あ、あの、あとお名前を…」
おそるおそる名前を尋ねるとまたしても彼は目をぱちくりさせる。なんだかさっきから驚かれてばかりだけど…そんなに変かな、私…
「こういうのはまず聞く前に名乗るがセオリーじゃないの?」
彼にそう言われて、はっとなった。
私ったら、名前知るのに必死で全くそういうことを考えていなかった…
だから変な顔されたのかな…
すると彼がいきなり笑い出した。
今度は私がキョトンとする番だ。
「ハハッ冗談だよ、俺そういうの気にしないしね。で、名前だよね?涼斗…廣屋涼斗だよ」
「廣屋くん…?」
「涼斗でいいよ?」
「りょ、涼斗くんね、ありがと」
いきなり名前は失礼かと思ったんだけど…ほんとにあんまり気にしないみたいだった。
