無口なキミのほんとのキモチ

そう意気込んではみたものの、やっぱりそんなにすぐ見つかるわけなくて。
休み時間の度にいろんなクラスを回っているのに、彼は全く見つからないまま放課後になってしまった。

昨日彼と出会ったのは、放課後の中庭だったから…もしかしたらって中庭に出てきてみても、目当ての人は見当たらない。

「…なんでこんなに見つかんないんだろ…」

一日中学校を走り回って足はくたくただし、彼は見つからないしで、ほんの少し弱気になってきた。

「…私から隠れてるのかな…なんて」
「あ…かくれんぼ中だった?ごめんね、話しかけない方がよかったかな」