日常

がっくんのそんな真剣な目は
久しぶりでつい頷いてしまった



がっくんのマンションは
近くに何でもあるし
学校からも遠くない。


今までより快適な暮らしなのは
確かだけど、何もかも
お世話になってしまうのは
気が引けた。



がっくんは私からの
お金は一切受け取ってくれない


それにもう家賃なんかは
負担しなくていいんだから
バイトを減らすように言われた



その代わりに家事を頼みたいと