あたしが最後に向かった先は、屋上。

最後の賭け。


いるかなんて、あたしの直感。


夏の少し涼しい風が肌に触れる。

その風の端と端にいる、あたしと


「金森君……」


直感的中。


「瑠夏、なんでいんだよ」


なにを言えばいい??

霧谷君に全て聞いた、って??

ううん、

素直な気持ち


言えばいい……