足跡の、その先に。




「ほんとに大丈夫!注文は?」


「あ…クレープブリュレ1つとチョコパフェ1つ」


「分かった!」


あたしは、冷蔵庫からひとつずつ出して香奈に渡す。


「夏生…無理しないで」


「…うん。わかってるよ」





ごめんね、香奈。


あたし、迷惑かけちゃってたよね。


ほんと、ごめん…。