BlueSky~青空と太陽と、先生~

噂はどんどん広まってほかの部活でもこの話で持ち切りだった。


「あ〜知ってる!見た事あるよ」


「ヤバいよね。付き合ってるみたいだった」


こんな話ばっかり。




もうやだよ……






噂が広がって1ヶ月経つ頃には他校にも広まっていた。




さすがにここまで来たらもう限界だった。





もういい。







先生なんか所詮こんなことばっかりなんでしょ?





今まで流してきた涙がバカみたいに無駄だったんだ。






それ以前に叶わないってわかってたのに。






期待したわたしがバカだったんだと、今更気付いた。








先生……




だいすきでした。