ーザッザッザ…ー



オレンジ色の森の中で、履いているブーツの靴の音が不気味に響き渡る。



いつもならー明かりが着き、煙突から仄かにいい香りのする煙を出している筈の家からは、嫌な鉄の匂い…そして明かりもなく、無事見に立っていた。




「(…?)」




ふと家に入り、中に入る。




ーバタンッ‼︎ー




「‼︎扉があかない。」



「ようこそ、おじさん…叔父さんは夜にはここへ来てお婆さんと楽しくお話しているそうで…。」




咄嗟に銃を向ける。



相手が誰か分からない…打つことは出来ない。




「…少しお話ししようか。何故、こうなったのか。」



「…いいだろう、聞いてやる」