パステルデイズ

恋愛(ピュア)

キタムラナミ/著
パステルデイズ
作品番号
1053057
最終更新
2015/04/24
総文字数
24,377
ページ数
43ページ
ステータス
未完結
PV数
564
いいね数
0


「やっぱり私って欠陥品かな。」



「そんなの誰にもわからないし
それに部品が足りないのなら
これから足していけばいいんだよ。」






家族の中で孤立する菜美。


友達が多く学校生活は楽しく過ごしてるもののどこか他人とは壁をつくってしまい本音で接することができない。





高校2年の夏休み、菜美は田舎にある祖父母の家で1ヶ月を過ごすことになる。






そこで出会うイケメンだがどこか影のある雰囲気をもつ少年。







「不思議なんだけどさ、今まで誰にもこんな風に話せなかったのにアンタにだけはなぜか話せるんだ。」



「奇遇だな。俺もだよ。多分お前のこと理解できるのは俺しかいないと思うよ。」



「それねこっちのセリフ。」








名前も知らない年齢も知らない。


過去も知らないしもちろん現在のこともお互いのことはなに一つ知らない2人。




それでも…だからこそ
余計なことが見えないからこそ
見えてくるものがある。





モノクロだった菜美の世界が
ほんのり淡いけれど確実に彩り始める。






不器用な2人が描くパステル色のひと夏のお話。

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