あと5分。

それはホームルームまでの時間


もう諦めかけていたその時

眠そうに登校してくる紗希


いつもみたいに挨拶をして

自分の席へ歩いていく


そんな紗希を見ながら

今年も頑張るぞと気合いを入れた