あの日から雅也は1ヶ月も帰って来ていない…
キスもしていない…

愛染鳳凰の集会にも顔を出していないよう。

電話をしても
出ない…

私が集会を終え帰ろうと走っていると
雅也の単車がコンビニに止まっていた。

目を凝らしてみると。
単車にまたがった雅也と女が熱々のキスをしていた。

雅也は幸せそうな顔をして女とキスをしていた。

悔しくなった。

体が勝手に単車を操作し
雅也の単車にピッタリとくっつく。
まるで最初の出会いを思い出す。